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事故物件の買取相場はいくら?自死遺族が専門業者への売却を調べた記録

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伯父を自死で亡くし、その家を売ることを考え始めたとき、いちばん想像がつかなかったのが「事故物件って、いくらで売れるんだろう」ということでした。

二束三文なのか、それともある程度の額になるのか。調べても「ケースによる」ばかりで、当事者のリアルな金額感が見つからない。だからこの記事では、甥である私が、事故物件(心理的瑕疵物件)の買取相場の考え方と、専門業者への売却を調べる中で分かったことを、できるだけ正直に書きます。

※具体的な金額は物件ごとに大きく変わります。あくまで「考え方」と「一当事者の記録」として読んでください。

目次

この記事でわかること

  • 事故物件はいくらで売れるのか(相場の考え方)
  • 一般の仲介で売る場合と、専門業者の買取の違い(価格・早さ・手間)
  • 私の家のケースで分かった現実(解体費と土地評価の関係)
  • 買取業者の選び方(後悔しないための比較)
  • 私が専門買取に気持ちが傾いている理由

事故物件はいくらで売れる?(相場の考え方)

結論から言うと、事故物件は、同じ立地・条件の物件より価格が下がる傾向があります。心理的瑕疵があるぶん、買う人が限られるからです。

  • どれくらい下がるかは、事案の内容・経過年数・立地・需要で大きく変わり、「一律に何割」とは言えません。
  • 都市部で土地需要が強ければ下がり幅は小さく、地方で需要が薄ければ大きくなりがち、という傾向はあります。
  • 「相場の何割になるか」を気にするより、複数の窓口で実際に査定額を出してもらって比べるのがいちばん確実だ——調べていく中で、そう結論しました(私自身は、まだ査定を取る手前にいます)。

※「事故物件 損害賠償 相場」で調べると賃貸の原状回復・賠償の話が多く出てきますが、それは所有して売る話とは別軸です。この記事は「相続した家を売る(買取)」の話です。

一般の仲介で売る vs 専門業者の買取

事故物件の売り方には、大きく2つあります。

① 一般の不動産仲介で、買主を探して売る

  • 価格は高くなりやすい(市場で買主を見つけるため)
  • ただし、事故物件は買主がなかなか見つからず、売り出したまま時間だけが過ぎることがある
  • 内見のたびに告知し、こちらが事情を説明し続ける負担がある

② 事故物件・訳あり物件を専門に買い取る業者に売る

  • 業者が直接買い取るので早い・確実
  • 仲介より価格は下がりやすいが、心理的瑕疵を前提に査定してくれる
  • 「告知が必要な物件」を扱い慣れていて、こちらが消耗しない

価格を取るなら①、早さと心の負担の軽さを取るなら②。私は、遠方の家を長く抱えるストレスのほうが大きいので、②に気持ちが傾いています(まだ査定を取る手前で、決めてはいません)。

私の家のケースで分かった現実

私の家は、地方の築四十数年。査定や相場を調べる中で、はっきりしたことがあります。

  • 解体して更地にする費用が、木造のこの規模でおよそ150万〜200万円
  • 一方、土地そのものの評価額は、地方ということもあり数十万円規模
  • つまり、更地にするために持ち出すお金のほうが、土地の価値より大きい

だから私は「解体して高く売る」のではなく、「古家付き土地として、現況のまま手放す」方向にしました。事故物件で、かつ解体も割に合わない——そういう家こそ、専門買取の出番だと感じました。

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事故物件・心理的瑕疵物件の専門買取。いくらで引き受けてもらえるか、まず知るところから(成仏不動産)

買取業者の選び方(後悔しないために)

私が「ここは押さえてよかった」と思う点です。

  • 必ず複数社で査定を取る(1社だけだと高いか安いか分からない)
  • 事故物件・訳あり物件を専門にしているか(一般業者より話が早い)
  • 査定は無料か(多くは無料。内容と料金の根拠を確認してから判断を)
  • 急かしてこないか、こちらの事情をていねいに聞いてくれるか

一般の不動産売却(事故物件でない普通の空き家など)として比較したい場合は、売却査定で一括見積もりを取る方法もあります。

不動産の売却査定を依頼する

一般の空き家・相続物件の処分を相談できる窓口(ハウスフリーダム)

私が専門買取に気持ちが傾いている理由

最後は、お金の多寡だけではありませんでした。

一般の仲介で売ろうとすると、内見や問い合わせのたびに「実は、浴室で……」と説明しなければなりません。その一回一回が、想像以上に心を削ります。

事故物件を前提に査定してくれる専門業者なら、その説明を一から背負わずに済む。「いくらで売れるか」と同じくらい、「これ以上、消耗しないで手放せるか」が、遺族にとっては大事でした。

家の処分の全体の流れ(告知義務・解体か古家付き土地か・共有名義のとき)は、事故物件(心理的瑕疵物件)になった実家の相続と売却にまとめています。

まとめ

  • 事故物件は相場より下がる傾向だが、下がり幅は事案・立地・需要で大きく異なる(一律「何割」とは言えない)
  • 複数社で査定を取って比べるのが確実。査定は無料が基本
  • 価格重視なら一般仲介、早さと心の負担の軽さなら専門買取
  • 解体費が土地評価を上回るなら、古家付き土地として現況のまま手放すのも現実的
  • 「いくらで売れるか」と同時に「消耗せず手放せるか」も、遺族には大事な基準

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※この記事は、自死で伯父を亡くした遺族が、専門家ではなく当事者として体験・調査したことをまとめています。価格・相場は物件ごとに大きく変わります。実際の査定・ご判断は、不動産会社など専門家にご確認ください。

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